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うがい薬でのうがい、厚労省「国として推奨する段階ではない」

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 大阪府の吉村洋文知事らが、新型コロナウイルスの感染対策にポビドンヨード入りのうがい薬でのうがいの励行を求めたことについて、厚生労働省は5日、国として推奨する段階ではないとの見解を示した。

 厚労省の担当者は、国会内で開かれた野党の会合で、「国として推奨するとかしないとか、そういう段階ではない」と説明。「効果があるというには時期尚早ではないか。引き続き、研究を続けていただきたい」と述べた。

 一方、日本医師会の中川俊男会長は5日の定例記者会見で、「科学的根拠が十分ではない」と指摘した。「不適切だと責めるつもりはないが、国民には、慌てて行動しないようにしてもらいたい」と話した。

 吉村知事らの発言は、大阪府立病院機構大阪はびきの医療センター(羽曳野市)が4日に発表した研究成果を受けたもの。吉村知事は〈1〉発熱などの症状がある人とその家族〈2〉接待を伴う飲食店の従業員〈3〉医療従事者や介護従事者――に対し、8月20日までの間、うがい薬でのうがいの励行を呼びかけていた。

 ポビドンヨードは、市販のうがい薬に含まれているが、新型コロナの感染や重症化を防ぐ効果は確認されていない。

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