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千葉県が再び「夜の街」休業要請へ…対策不十分な飲食店・カラオケ店

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 新型コロナウイルス感染の再拡大を受け、森田知事は4日、対策が不十分な接待を伴う飲食店やカラオケ店に対し、休業要請することを決めた。改正新型インフルエンザ対策特別措置法に基づき、8日から求める。病床確保計画も4段階中2番目に深刻な「フェーズ3」に引き上げられることが決まり、不急の一部診療が抑制される可能性が出てきた。

 13回目となった対策本部会議で森田知事は「大変強い危機感を持っている」と、休業の再要請を指示。接待を伴う飲食店とカラオケ店のうち、換気や人と人との距離の確保、マスク着用など業界が定めた感染防止指針が徹底されていない店舗を対象に、8日午前0時から休業を求めることにした。

 県内外でクラスター(感染集団)が相次いでいることを踏まえ、業種を絞った。

 森田知事は会議後の記者会見で「お願いを受け入れてもらえない場合、店名の公表もあり得る」と述べた。

 今回の要請は特措法24条に基づく。店名公表など強い措置を定めた45条は政府による緊急事態宣言が発令されないと適用できないため、感染症法の規定を使って公表するという。

 会議では、病床確保計画を11日から「フェーズ3」に引き上げることも決まった。病床の確保目標を、現在の500床から720床程度に、療養用のホテル客室を150から700にそれぞれ増やす。確保のめどは立っているという。

 県の久保秀一・健康危機対策監は会見で、「一部の病院で、眼科や整形外科の手術は1~2か月先送りする可能性がある」と説明した。

 臨時医療施設も設置に向け「稼働準備」の段階に入る。ただ、県が設置先として有力視していた幕張メッセ(千葉市美浜区)は広すぎて感染者の区分けが困難との課題が判明したため、別の施設を検討する。

 会議では、最新の感染状況も報告された。3日現在、直近1週間の新規感染者の平均は1日あたり46・3人と、休業再要請の目安(10人以上)を大幅に上回った。病床稼働率も54・3%に達するなど、軒並み厳しい数値が並んだ。森田知事は会見で「第2波に大変近い」との認識を示した。

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