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大阪知事と市長「うがい薬で唾液のウイルス減った」と励行勧める…専門家から疑問の声も

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 大阪府の吉村洋文知事と大阪市の松井一郎市長は4日、新型コロナウイルス感染者がポビドンヨード入りうがい薬を使用したところ、唾液からウイルスが検出される人が減ったと発表した。感染拡大防止策として、うがい薬でのうがいの励行を求める一方、買い占めをしないよう呼びかけた。感染や重症化を防ぐ効果は確認されておらず、専門家からは疑問の声も上がっている。

 研究した府立病院機構大阪はびきの医療センター(羽曳野市)によると、6~7月、療養中の軽症者41人のうち25人に1日4回、4日間うがい薬でうがいをしてもらった。唾液によるPCR検査で、うがいをしなかったグループの陽性率は初日の68・8%に対し4日目は40%だったが、うがいをしたグループは、56%から9・5%に低下した。

 川村孝・京都大名誉教授(疫学)は、「唾液中のウイルスを減らす効果はあるだろうが、感染の仕組みは複雑だ。今回の研究結果は慎重にとらえるべきだ」と指摘している。

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