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防護服不足で看護師らストライキ、赤ちゃん7人が死産…ジンバブエ

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 【ヨハネスブルク=深沢亮爾】英BBCによると、アフリカ南部ジンバブエの首都ハラレの病院で、看護師らが新型コロナウイルス対策用防護服の不足などを理由にストライキを起こした影響で、出産を迎えた8人の赤ちゃんのうち7人が死産となった。

 病院の医師が先月28日、この事実をツイッターに投稿した。閉塞へいそく分娩ぶんべんで必要な手術の実施が遅れたという。

 ジンバブエでは独裁的なロバート・ムガベ前大統領が2017年に退陣した後も経済危機が続き、物価上昇率は年700%を超える。医療器具が慢性的に不足し、医療従事者の労働組合がストを頻繁に行っている。

 米ジョンズ・ホプキンス大の集計によると、ジンバブエで新型コロナウイルスの累計感染者数は3日時点で約3900人。感染者が50万人を超える隣国の南アフリカとの間で密出入国する国民が多く、検査態勢も不十分で、実際の感染者はもっと多いとみられている。

 医療施設関係者のストは南アフリカの一部でも起きている。洗濯や清掃を担う労働者の組合が防護服不足などを理由に職場を放棄し、血液や医療廃棄物が散乱するなど不衛生な病院もあると報じられている。

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