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医療・健康・介護のコラム

[歌手 伍代夏子さん](下)夫・杉さんの支えで肝炎闘病 コロナ禍で公演中止も明るさ忘れず

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藤あや子さんとデュエット

[歌手・伍代夏子さん](下)夫・杉さんの支えで肝炎闘病 コロナ禍で公演中止も明るさ忘れず

――新型コロナによる緊急事態宣言中は、どうやって過ごされていたんですか。

 お仕事もなかったですし、自宅でずっと過ごしていました。もともとインドア派なので、家にいることは苦ではなかったです。家の片付けをしたり、ミシンでマスクをつくったり、お料理をしたり、カエルの写真を撮ったり。外に出られなくてストレスがたまるということは、なかったです。

――新型コロナのせいで発売が延期になっていた、藤あや子さんとのデュエット「いつもそばにいるよ」と「オンナノハナミチ」が7月1日にリリースされましたね。

 もともとは、5月に予定していた藤さんと2人でのコンサートに合わせて発売することに決まっていたんですが、コロナのせいでコンサートが取りやめになり、発売もいったん延期にして、ようやく発売になりました。

 「いつもそばにいるよ」はバラードで、最初は女の友情をテーマにしようと考えたのですが、もう少し世界を広げて、人と人との絆をテーマにしました。「オンナノハナミチ」は、ほぼ遊び(笑)で、若い頃のはやり言葉で今では死語になってしまった言葉などを織り込みながら、おもしろおかしく歌っています。

――聴かせていただきましたが、くしくもコロナのせいで気分が落ち込みがちな今の時代に、癒やしを与えてくれたり、笑いで元気をくれたりと、ぴったりな歌だと感じました。

 「オンナノハナミチ」は、本当にばかばかしい(笑)曲なんですけど、でも、そのばかばかしさが私は大好きなんです。2曲ともとても気に入っていて、藤さんとも「2人で頑張って、楽しんで遊んでやっていこうね」と話しています。

――新型コロナは先行きがなかなか見えない、難しい状況にあります。

 9月に予定していた公演も中止が決まりました。そんな中でも、ユーチューブなどを使って近況を発信していくとか、発信は続けていきたいと考えています。楽しく仕事をしています。

――新曲の「いつもそばにいるよ」には、「夢いつかかなえよう」という内容のフレーズがあります。伍代さんにとって、夢は何ですか。

 私は、きっと物心つく前から本能的に、演歌・歌謡曲が好きです。音楽人間なんですけど、音楽なら何でもいいかと言えば、心の琴線に触れるのは、やはり演歌・歌謡曲なんです。

 着物も大好きですし、日本の着物文化も大切にしたい。若い人に継承してもらえるように、後継者を育てて、日本の文化が途絶えないようにしたいという思いがあります。

 演歌・歌謡曲がこれから、うんと盛り上がるということは、考えていません。音楽も配信が主流の時代になって、盤(レコードやCD)を再生する装置すら持っていない方が多いし、盤を売ろうということ自体がもう愚の骨頂です。

 人の心に残る歌、後世に歌い継がれる歌かどうかは、盤の売り上げとは関係ないと思います。今は若い人の歌を聴いている人も、年をとった時に、最後には戻ってきてほしい。日本人の魂は絶対、演歌・歌謡曲に戻ると思っています。

[歌手・伍代夏子さん](上)C型肝炎を克服 「特別大使」として検査の大切さを訴え

ごだい・なつこ
 1961年、東京都出身。87年に「戻り川」でデビュー。88年に「第21回日本有線大賞」と「第21回全日本有線放送大賞」の最優秀新人賞を受賞。90年には「忍ぶ雨」でNHK紅白歌合戦に初出場。99年、俳優の杉良太郎さんと結婚。C型肝炎を克服した自身の経験をもとに、2012年に厚生労働省から「肝炎対策特別大使」を任命され、肝炎の正しい知識の普及や検査を呼びかけている。20年7月1日には、藤あや子さんとのデュエット「いつもそばにいるよ/オンナノハナミチ」を発売。

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