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斜視<1>学生運動 左目に投石

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斜視<1>学生運動 左目に投石

斜視の手術を受ける前のテリー伊藤さん(2005年頃、本人提供)

 演出家のテリー伊藤さん(70)は18歳の時、けがが原因で左目が斜視になり、40年近く向き合い続けた。

 東京・築地の玉子焼き屋の四男として生まれ、高度経済成長とともに育った。1968年に日本大学に入学。目指したのは、人気俳優の加山雄三さん演じる「若大将」のような華やかな大学生活だった。

 しかし、折しも学生運動真っ盛りの時代。日大でも大学の使途不明金問題が浮上し、正義感に駆られたテリーさんも、デモと集会に明け暮れるようになった。

 同年9月12日、東京・神保町。デモの先頭でにらみ合っていた機動隊が踏み込んできた。逃げようと振り返ると、後方の学生が投げた石が顔面を直撃した。左目の奥に火花が散った。血まみれのままタクシーに乗り、近くの慈恵医大病院に駆け込んだ。

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