文字サイズ:
  • 標準
  • 拡大

ニュース

医療・健康・介護のニュース・解説

巨人戦、スタンドにファン戻り「新たな観戦様式」…「今できる方法で精いっぱい応援」

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • チェック

観客を入れて試合が行われた巨人―ヤクルト戦(11日午後、神戸市須磨区のほっともっとフィールド神戸で)=吉野拓也撮影

 新型コロナウイルスの影響で無観客試合が続いていたプロ野球・読売巨人軍が11日、ほっともっとフィールド神戸(神戸市)での東京ヤクルトスワローズとの公式戦に、観客を入れて初めて臨んだ。ファンは「新たな観戦様式」で選手を後押しした。

 前日は雨天中止となり、この日も雨模様だったが、試合は30分遅れの午後6時半に始まった。

 感染予防のため、球場入り口ではサーモグラフィーによる検温や手指の消毒などを実施。入場は5000人に限定した上、客席は前後1列、左右は少なくとも3席空けて「密」を防いだ。スタンドに売り子の姿はなく、ファウルなどで客席に飛び込んだボールも係員が回収する徹底ぶりを見せた。

 横浜市から来た会社員中島勇也さん(31)は「観客数も制限し、席も空けているので対策は十分だと思う」と話した。

 応援のスタイルも一変。歌やハイタッチ、ジャイアンツカラーのオレンジ色のタオルを振り回すことは禁じられ、ファンらは拍手したり、タオルを目の前に掲げたりして選手を鼓舞した。友人と観戦に訪れた兵庫県多可町の会社員堀口実香さん(28)は「少し物足りないが、ファンがマナーを守ることが球団のためになる。今できる方法で精いっぱい応援できれば」と前向きにとらえていた。

 一方、東京都で連日200人超の感染者が確認されるなどファンの間にも警戒感が広がる。東京ドームも含め年間40試合は観戦するという三重県鈴鹿市の会社員男性(48)は「関西は感染者がそれほど多くないので観戦に来たが、東京には行けるかどうか……」と不安ものぞかせた。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • チェック

ニュースの一覧を見る

最新記事