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生理用品 快適に進化…月経カップ/吸収型ショーツ 再利用可能 災害時にも

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生理用品 快適に進化…月経カップ/吸収型ショーツ 再利用可能 災害時にも

「最近は、関心を持つ女性が多いです」と月経カップの説明をする担当者(コスメキッチン表参道店で)

 ゴミが出ず、繰り返し使える新しい生理用品が注目を集めている。体内で経血を受け止める月経カップや、特殊な布地が経血を吸収する生理用ショーツだ。新型コロナウイルスに関連したデマの影響で一時、生理用品が入手困難となったが、非常時など、いざという時に手元にあれば心強い。(板東玲子、谷本陽子)

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形や色、容量が様々な月経カップ

 オーガニック化粧品などを扱う「コスメキッチン」では全国55店舗で、月経カップ「フルムーンガール」(税抜き4200円)を販売中だ。スズランの花の形を模したシリコーン製で、台湾女性が開発した。容量は10ミリ・リットルと最小サイズで、初心者や量の少ない日に向く。

 月経カップは、カップの入り口をすぼめた状態で ちつ 内に入れて使う。数時間から半日程度、経血をためることができ、一定量たまったら出して中身を捨て、洗ったり拭いたりして再び使う。ゴミが出ない上、生理用ナプキンの使用時に感じるムレから解放されるとして、欧米では2000年代から利用が広がっている。

 コスメキッチンでは2018年夏から販売。担当者は「SNSなどで知り、興味を持つ若い女性が増えている」と話す。

 アメリカ製の「エヴァカップ」(同4540円)など、2種類の月経カップを輸入販売する「インテグロ」(東京)社長の神林美帆さんは、「手元に置いて使えるようにしておけば、災害時など、衛生用品が不足した時に安心」と話す。同社では、使い方などとともに、スポーツ選手らが使用感を率直に語ったインタビュー記事もホームページ上に掲載している。

 他にも、日本製の「ローズカップ」(同5500円)や、カナダやドイツ生まれのカップなど、色や形、容量の違う多彩な商品があり、オンラインショップで購入できる。

 昨年から月経カップを使い始めた都内の会社員女性(42)は、「自分には難しいかもと思ったが、練習したらすぐ慣れた。漏れて衣服などを汚してしまう失敗をしてきたが、カップならその不安もない。子どもとの入浴も気楽」と喜ぶ。長年、ナプキンかぶれに苦しんできた女性カメラマン(39)は容量が30ミリ・リットルのカップを愛用中だ。「仕事柄、拘束時間が長くトイレに行きにくいが、カップがあれば生理を忘れて働ける」と話す。

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吸収体を備え、ナプキンがいらない「ベア シグネチャーショーツ」

 ナプキンのいらない吸収型ショーツも登場している。数年前から海外製が出回っていたが、今年に入り、国内ブランドからの発売が相次ぐ。

 吸収型生理ショーツブランド「ベア ジャパン」(東京)は、高齢者の尿もれ下着を手掛ける国内企業と協業し、30日に「ベア シグネチャーショーツ」(同6900円、3サイズ)を発売する。黒のボクサー型ショーツで5層の吸収体があり、タンポン約12本分に相当する約120ミリ・リットルの吸収力がある。普通の下着を着けている感覚で、経血が多い2日目も安心して過ごせる。抗菌、防臭機能付き。洗濯して繰り返し使える。社長の山本未奈子さんは「ナプキンを使うことが難しい障害者やその支援にあたる人などから注目され、問い合わせが多い」と話す。

 産婦人科医の 宋美玄ソンミヒョン さんは「女性が一生の間に経験する生理期間を足し合わせると、約7年にも及ぶ。その期間を快適に過ごすための商品が増え、選択肢が広がってきたことは歓迎できる。新たに取り入れる際は、自分の体と向き合うきっかけにしてほしい」と話す。

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