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2件 のコメント

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実態調査の結果を知りたいです

みき

「羞明」という言葉を初めて聞きました。そして、それが病気とは認められていないのに、非常に生きづらいということも。
 私はパニック障害を患っていて、現在は病気とそこそこ折り合いをつけながら生きれていると思います。時折、ひどく蛍光灯が眩しく感じられ、座っていることさえもつらくなる時があり、そういう時はパニック症状が出ている時だと気づくことがあります。私の所見ですが、パニック症状がひどくなる時には、五感が敏感になるようです。特に、匂いと光には過敏になります。逃げ出したいくらいです。そういうことも厚労省の調査で明らかになり、生きやすい世界になればいいなと思います。
このコーナーで実態調査の結果も教えていただけると幸いです。

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若倉雅登

みき様 コメントありがとうございます。「羞明」を視覚過敏ととらえることも、感覚過敏の一部としてとらえることもできます。これまでにも、片頭痛、パニック障害、広場恐怖、発達障害、線維筋痛症の一部の方で高度の羞明を持つ人がいることは、文献上わかっていました。このほか、神経系薬物の副作用としてみられることもあります。しかし、眼球に原因のない「羞明」をテーマの中心にして検討した調査や研究は日本にも海外にもなかったので、実態はわかっていませんでしたし、そういう症状を持つ人が「羞明」のためにどれだけ苦痛があり、その人の生活に影響するかは当事者以外の誰も知らなかったのです。そういう意味で今回の調査は、世界に先駆けた意味のある社会医学的調査になると私も期待しています。もちろん結果がまとまれば、このコラムでも話題にしたいと思います。

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