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「高台にあるのに水が」…14人心肺停止の特養、「入所者60人が孤立」と救助要請

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14人が心肺停止で確認された特別養護老人ホーム「千寿園」(奥の建物)(4日午後6時22分、熊本県球磨村で、本社機から)=小林武仁撮影

14人が心肺停止で見つかったことが明らかになった熊本県球磨村の特別養護老人ホーム「千寿園」。4日午後4時頃、熊本県を通じて救助要請を受けた第10管区海上保安本部(鹿児島市)によると、「60人ほどの入所者が孤立していて、体調不良を訴える人もいる。ヘリコプターでの救助をお願いしたい」との連絡があったという。

 同園を運営する社会福祉法人慈愛会の評議員で、同村の住職勝枝之総さん(66)によると、同園には寝たきりの高齢者ら約60人が入所しているという。勝枝さんは「高台にあるのに水が流れ込むとは……。園とも連絡がつかないので心配だ」と不安そうに語った。

 同園のホームページなどによると、施設はJR肥薩線・渡駅から北約500メートルにあり、村立渡小学校に隣接している。球磨川からは約400メートルの距離で、すぐ近くには球磨川に注ぐ支流が流れている。

 2000年6月に設立され、短期入所や通所介護などのサービスも行っている。

 国土交通省によると、4日午前1時時点で同村内の球磨川の水位は約4メートルだったが、3時間後には9メートル以上に達した。同村が位置する山間部の川幅は狭いため、水位が急上昇したとみられるという。

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