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帯状疱疹 治療後も痛み残る

 帯状 疱疹ほうしん になり、皮疹がなくなってから1年半たっても、左側の頭のつむじからまぶたの上にかけて痛みがあります。皮膚科で鎮痛薬「リリカ」と塗り薬を処方されていますが、他の診療科を受診した方がいいでしょうか。(70歳女性)

ペインクリニックに相談を

井関雅子 順天堂大麻酔科・ペインクリニック教授(東京都文京区)

 帯状疱疹は水ぼうそうの原因でもある水痘帯状疱疹ウイルスが引き起こす病気です。皮膚に 水疱すいほう を作るとともに、神経が傷つけられ痛みが出るのが特徴です。

 顔面や胸部の片側でよく起こり、患者の9割は皮疹がなくなるとともに痛みが軽減していきます。しかし、1割は痛みが消えません。神経の損傷が大きい場合は感覚の低下や、しびれなどが残る状態となります。質問者も、この痛みに悩まされていると考えられます。

 現在使っているリリカを、1日300ミリ・グラムまで増量することで、効果が得られる場合もあります。それ以外にも、リリカと似た作用がある鎮痛薬や、抗うつ薬、抗てんかん薬、オピオイド鎮痛薬などが候補になります。漢方薬が使われることもあります。

 痛みに対して使われることが多い非ステロイド系抗炎症薬(NSAIDs)は効果がないとされています。局所麻酔薬などを注射する神経ブロック療法が有用な場合や、温めることで痛みが軽減することもあります。

 痛みの治療を専門とするペインクリニックでは、国内外の診療指針に準じて、様々な薬物療法を行っています。一度、相談してはどうでしょうか。

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