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伊藤清世の「あれ?コレ 介護食 plus」

もっと知りたい認知症

とろとろフレンチトースト…不足している水分を補い、食べやすく

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 こんにちは、在宅訪問管理栄養士の伊藤清世です。

 高齢になると唾液の分泌量が減るため、パンのように水分の少ない食材は食べにくさを感じるようになることがあります。そんな時におすすめなのがフレンチトーストです。

 フレンチトーストは、パンを卵液に浸すことで、パンに不足している水分を補い、食べやすくなります。ただし、卵液が少なかったり、パンの裏表をひっくり返さないと、水分が中まで浸透せず、食べやすさに欠けてしまう場合があります。

 今回は、器ではなくポリ袋に卵液を作り、そこにパンを浸すことで、中までしっかり卵液をしみこませることができます。パンを選ぶ際、米粉のパンやもちもちするパンは卵液が浸透しにくいので注意しましょう。加熱の際にも強火ではなく弱火でじっくり焼くことで、プリンのような食感になります。

 また、卵と牛乳に浸すことで、食パンをそのまま食べるよりも、エネルギーアップできます。

 かむ、のみ込む力が低下した方に向けてだけでなく、硬くなったパンをおいしく味わうにも有効です。ぜひ一度、試してみてはいかがでしょうか。

[作り方]

(1) 食パンは耳の部分を切り落とし、白い部分を4等分に切る。

(2) ポリ袋に卵を割り入れ、砂糖を加えて白身と黄身がよく混ざるまで手でもみ混ぜる。

(3) 卵がよく混ざったら、ポリ袋を一度開け、牛乳も入れて、さらに混ぜる(卵液)。

(4) 卵液がよく混ざったら、(1)のパンをポリ袋に入れて袋の口を閉じる。両面が浸るように上下を2~3回返して約1時間、冷蔵庫に置く。

(5) 油をひいたフライパンで(4)のパンを両面、弱火でじっくり焼く。

(6) 器に盛り付けてできあがり。お好みでメープルシロップやハチミツを添える。

※かむ力、のみ込む力には個人差があります。食べる機能を確認しましょう。

(レシピ作成 在宅訪問管理栄養士 伊藤清世)

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