文字サイズ:
  • 標準
  • 拡大

Dr.高野の「腫瘍内科医になんでも聞いてみよう」

医療・健康・介護のコラム

「腫瘍内科」って何?…がんの薬物療法を行い、患者さんの道案内役となる

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • チェック

読者からの質問募集

 この連載では、がんの患者さんが抱える悩みや疑問に焦点を当てながら、私なりに考えたことを書き連ねていこうと思います。コラムのタイトルは、「腫瘍内科医になんでも聞いてみよう」としました。このタイトルの通り、読者の皆さんからご質問をお受けします。すべてを取り上げることは難しいかもしれませんが、悩んでいること、気になっていることから、素朴な疑問まで、どんな質問でもお寄せください。(筆者への質問は yomidr@yomiuri.com へ)

7年ぶりのコラム連載

 ヨミドクターの連載は、7年ぶりとなります。2012年から2013年まで、「がんと向き合う ~腫瘍内科医・高野利実の診察室~」というコラムを書き、2016年には、それをまとめて、「がんとともに、自分らしく生きる―希望をもって、がんと向き合う 『HBM』のすすめ―」 (きずな出版)という本を出版しました。患者さんとのエピソードを織り交ぜながら、「自分らしく生きる」ための考え方や、私のモットーである、「人間性に基づく医療(ヒューマン・ベースド・メディシン、HBM)」について紹介しています。

 私は、この4月に虎の門病院という総合病院から、がん専門病院であるがん研有明病院に移りました。これまで、腫瘍内科医としていろいろな病院を渡り歩いてきたわけですが、その中で、多くの患者さんとお会いし、たくさんのことを教わってきました。一口に患者さんと言っても、病気も、病状も、歩んできた人生も、考え方も、性格も、価値観も、一人ひとり全く違います。

 そんな患者さんたちに対して、医療はどうあるべきなのか、何を目指し、何ができるのか――。簡単には答えの出ない問いですが、これからも、私の大切な患者さんたち、そして、このコラムの読者の皆様と語り合いながら、考えていくつもりです。しばらくおつきあいいただければ幸いです。(高野利実 がん研有明病院乳腺内科部長)

2 / 2

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • チェック

takano_toshimi_120-120

高野 利実 (たかの・としみ)

 がん研有明病院 乳腺内科部長
 1972年東京生まれ。98年、東京大学医学部卒業。腫瘍内科医を志し、同大付属病院で研修後、2000年より東京共済病院呼吸器科医員、02年より国立がんセンター中央病院内科レジデントとして経験を積んだ。05年に東京共済病院に戻り、「腫瘍内科」を開設。08年、帝京大学医学部付属病院腫瘍内科開設に伴い講師として赴任。10年、虎の門病院臨床腫瘍科に最年少部長として赴任し、「日本一の腫瘍内科」を目標に掲げた。10年間の虎の門時代は、様々ながんの薬物療法と緩和ケアを行い、幅広く臨床研究に取り組むとともに、多くの若手腫瘍内科医を育成した。20年には、がん研有明病院に乳腺内科部長として赴任し、新たなチャレンジを続けている。西日本がん研究機構(WJOG)乳腺委員長も務め、乳がんに関する全国規模の臨床試験や医師主導治験に取り組んでいる。著書に、かつてのヨミドクターの連載「がんと向き合う ~腫瘍内科医・高野利実の診察室~」をまとめた、「がんとともに、自分らしく生きる―希望をもって、がんと向き合う『HBM』のすすめ―」(きずな出版)がある。

Dr.高野の「腫瘍内科医になんでも聞いてみよう」の一覧を見る

最新記事