医療大全
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睡眠誤認<4>趣味に熱中 不眠忘れる
不眠を悪化させる睡眠習慣の改善に取り組む神奈川県の斎藤浩さん(73)は、治療の効果を感じ始めると、自ら眠りやすい環境づくりに乗り出した。
自宅の寝室は通りに面しており、早朝や深夜の車の音が気になっていた。温泉宿で熟睡感を得られた経験から「静かな環境が大切」と考え、寝室を奥の静かな部屋に変更。家の窓を全て二重窓にリフォームした。
日中の過ごし方も見直した。退職して外出機会が減ったため、体を動かそうと散歩を日課にした。通院する国立精神・神経医療研究センター病院(東京都小平市)で、「眠ることばかり考えず、他に目を向けることも大切」と助言され、陶芸教室にも通い出した。
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