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「アベノマスク」見違える立体感…ボランティア22人が解体、作り直す

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子どもたちが作り直した立体マスク(市原市で)

 政府が全戸に2枚ずつ配布した布マスクを、工夫して活用しようという動きが広がっている。千葉県市原市の看護師、柳橋貴子さん(45)は、県内の福祉施設などに届いた布マスクを立体マスクに作り直すボランティアを行っている。

 柳橋さんが勤める障害者福祉施設には4月に布マスクが届いたが、ほつれやサイズの小ささが気になった。施設の利用者からは「鼻と口のどちらを優先して隠せば感染しにくいか」と聞かれた。コンビニで他の来店客から「マスクをちゃんと着けなさい」と注意された人もいた。

 「受け取った人たちは『ありがたい』と大事に使おうとしている。きちんと感染対策ができ、繰り返し使えるマスクを作ってあげたい」と感じた柳橋さんは、より衛生的で使い勝手が良い立体マスクに作り替えることにした。

 柳橋さんが代表を務めるボランティア団体「こころ舞踊団 ぷっちんべりんず」のメンバーらが賛同して協力。計22人で解体作業から包装までリレー方式で行い、約2か月で計296枚のマスクが生まれ変わった。受け取った人からは「見違えるように変わりました」「喜んで着けています」と反響が大きいという。

 参加した女性(15)は「糸くずまみれになりながら頑張った。必要としている人の役に立てて、とてもうれしい」と笑顔で話した。柳橋さんは「良い仲間に恵まれた。支援の輪を広げていきたい」と取り組みを続ける考えだ。

 

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