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温暖化進めば雪まつり費用2倍、さいたま市の熱中症リスク2・5倍に…今世紀末予測

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 地球温暖化が今世紀末の日本に与える影響を予測した報告書を、環境省などがまとめた。対策が十分に進まなかった場合、札幌市の「さっぽろ雪まつり」で雪を集める費用が約2倍の約1億円になるなど、観光や農水産業などの分野で様々な影響が指摘されている。

 報告書では、都道府県や政令市などから各地域で悪影響が出そうなテーマを募集し、分析した。札幌市周辺では1月に30センチ以上積雪する地域が減り、100キロ・メートル離れた場所からも雪を運ぶ必要性が出てくるため、輸送経費がかさむ。

 さいたま市では、熱中症のリスクが2・5倍に上昇。ほかに、瀬戸内海では水温の上昇で養殖のワカメやノリを食べるアイゴなどの魚が増え、3~5月に現在は0~10%ほどの確率で起きている食害が、ほぼ確実に起きるようになる。スイートピーの国内生産量50%を占める宮崎県では、気候の変化に伴う日射量の減少などのため、つぼみが開かずに落ちる割合が3~12%高くなる。

 報告書は環境省と農林水産省、国土交通省が連携して作成。環境省気候変動適応室は「地方自治体で温暖化に対応する施策を練る際の参考にしてもらいたい」としている。

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