石蔵文信の「男と女の楽しい更年期!」
医療・健康・介護のコラム
新型コロナで「男の楽しみ」に打撃 結局、戻るところは…
新型コロナウイルスの 蔓延 は一時的におさまりかけていますが、第2波が心配されます。前回も指摘したように、在宅勤務が増えて出張は減り、今後も家庭で生活する時間は長いと思われます。コロナの自粛期間中に夫婦間のストレスが強くなったのなら、今後どのように改善すればいいか、よく考えた方がよいでしょう。お互いに修正しないと、定年後に離婚の危機が高まると思います。
家庭生活が変化していくと同時に、新しい就労様式も広がっていくようです。特に三つの密、密閉・密集・密接を避けることが求められます。新型コロナウイルスの感染経路は接触感染か 飛沫 感染です。マスクをしておけば飛沫感染はかなり予防できます。手をよく洗うことによって接触感染も減るでしょう。基本的に空気感染はしませんが、密閉空間にいると、ウイルスが細かい霧状になって漂うことによる「エアロゾル感染」が危惧されます。
気の毒だったパチンコ業界
さて、いわゆる男性の“3悪行”といえば、昔は「飲む・打つ・買う」と相場が決まっていました。現代社会では、競馬やパチンコのようなギャンブルと、ガールズバーやキャバレー・ナイトクラブなどの女性による接待や風俗店でしょう。最近は、ホストクラブに通われる女性も少なくないようで、新宿ではクラスターが発生して大きな問題となっています。
これらは、まさに3密になりやすい場所です。競馬は開催されていますが、無観客です。無観客だと経営が大変のように思えますが、そもそも競馬場の入場料は100~200円程度とかなり安く、入場料収入よりも馬券の収入が主体で、新型コロナの影響は案外、少なかったようです。皆さん、ネットなどで購入されているようですね!
気の毒なのはパチンコ業界です。パチンコ店でクラスターが発生したとは聞きませんし、強力な感染経路とはなっていないにもかかわらず攻撃の的となり、一時的な休業を余儀なくされました。これは、パチンコ依存症ともいわれる人がかなりいることに対する、一種の当てつけのような気もします。業界が言うように、対面しないし、触るところが限られているので、マスクをして席の間隔をあければ、リスクはあまり高くない気がします。
1 / 2
【関連記事】
※コメントは承認制で、リアルタイムでは掲載されません。
※個人情報は書き込まないでください。