松丸奨の「おとなの給食アレンジレシピ」
健康・ダイエット・エクササイズ
マイタケの混ぜご飯…大豆が含まれているのが給食らしい

小学校栄養士の松丸奨です。今日のレシピは「マイタケの混ぜご飯」のご紹介です。
マイタケは、ビタミンB1とB2が含まれているので、炭水化物との相性が良いのが特徴。お米の炭水化物をエネルギーにするために作用します。
混ぜご飯に、大豆が含まれているのが給食らしいポイント。大豆は、非常に栄養価の高い食材で、筋肉など体中の材料となるたんぱく質や、エネルギー源となる脂質、さらには活性酸素から体を守るといわれるビタミンEなどが含まれています。血液の健康に役立つレシチンに加え、食物繊維やカルシウムもあることから、給食では使用頻度が高いのです。世代を問わず食べていただきたい食材ですね。
炊飯器で白米を炊いておいて、フライパンでいためた具を混ぜる「あと混ぜタイプ」の混ぜご飯なので、炊きあがりの心配をする必要はありません。私はいつも食卓に主菜、副菜など、何品も用意するように心がけているのですが、おいしい混ぜご飯を食べると、思わず目を静かに閉じ、口の中に広がるおいしさを堪能します。「これだけでもいいかも」と思ってしまうこともしばしば。手軽に作れておいしいのは、キノコのもつうま味のおかげ。おいしい健康レシピを味わいましょう。
[作り方]

(1) ご飯は炊いておく。マイタケは食べやすい大きさにちぎり、ちくわは輪切り、カニカマはみじん切り、ネギは小口切りにする。
(2) フライパンを中火で加熱、ゴマ油を入れて、マイタケ、ちくわ、カニカマ、水煮大豆をいためる。
(3) 火が通ったら調味料で味付けし、炊きたてのごはんと混ぜる。仕上げにネギをちらして完成。
(レシピ作成 栄養士 松丸奨)
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