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アイドル 猪狩ともかさん

一病息災

[アイドル 猪狩ともかさん]脊髄損傷(2)リハビリ耐え 車いすで始球式

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メットライフドームで2度目の始球式に臨んだ猪狩さん(2018年9月)©仮面女子

メットライフドームで2度目の始球式に臨んだ猪狩さん(2018年9月)©仮面女子

 手術翌日から集中治療室のベッド上で始まったリハビリは、約2週間後には車いすでリハビリ室に移動して行うようになった。体を起こして両足を伸ばして座る長座位の練習、寝返りや起き上がりの練習、車いすからリハビリ台への乗り移りなど、徐々に出来ることが増えていった。

 順調なことばかりではなかった。「最初の頃は体力がなかったので、すぐ疲れてしまったり、体に負担がかかって 嘔吐おうと してしまったりしていました」

 仮面女子のメンバーが見舞いに来てくれた日には、つい張り切りすぎてしまい、かえって体調を崩してしまったこともあった。

 リハビリの原動力になったのは、ステージへ復帰するという目標に加え、大好きなプロ野球・西武ライオンズの試合で、もう一度、始球式をすることだった。

 埼玉県出身で、子供の頃から地元ライオンズのファン。仮面女子の正式メンバーになった2017年、憧れだった始球式を初めて経験した。

 「車いすでも始球式を」。願いを知った球団の計らいで、約1年ぶりに再びマウンドへ。目指していたノーバウンド投球はかなわなかったが、球場にいる大勢の人から声援を送られた。

 始球式の前月には事故後初めて劇場を訪れ、ファンの前に姿を見せた。

 「本当に夢のような時間でした。リハビリを頑張ってきて良かったと思いました」

アイドル 猪狩ともかさん(28)

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