文字サイズ:
  • 標準
  • 拡大

医療相談室

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • チェック

白内障手術後 レンズのずれ

 左目の白内障手術を受けましたが、翌日全く見えなくなり、1週間後に再手術しました。3日後にはレンズが飛び出し、別の病院で手術を受けると1年半後にまたレンズがずれてしまいました。見え方は普通ですが、再手術すべきでしょうか。(69歳女性)

要因は様々 専門医に相談して…

増田洋一郎 東京慈恵医大眼科講師(東京都港区)

 白内障は、レンズの役割をしている水晶体が混濁する病気です。手術では、水晶体を除去し、代わりに人工のレンズ(眼内レンズ)を設置します。水晶体は「水晶体のう」と呼ばれるコラーゲンでできた薄い膜で覆われています。この膜の一部を切除し、レンズを挿入します。

 眼内レンズは、なぜずれることがあるのでしょうか。水晶体のうからは、「チン小帯」という多くの細かい糸のようなものが伸びており、眼内の壁に接続されています。

 水晶体は、ハンモックのように眼内でつるされているので、チン小帯が弱かったり切れてしまったりすると、ずれてしまいます。患者の状態により、ほかにもさまざまな原因が考えられます。

 ご質問者は、何度もレンズがずれる経験をして、不安を抱かれていることと思います。再手術は可能ですが、レンズのずれ方の程度により、手術をするかどうかが決まります。

 近年は、レンズを眼内の壁に直接縫い付ける手術などが、できるようになっています。ただ、ご質問者は何度もレンズがずれているので、何がその要因となっているのかや、手術の必要性について、専門医に相談してみてください。手術をしないという選択肢を説明される可能性もあるでしょう。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • チェック

医療相談室 新着回答

一覧へ

相談を投稿する

オンライン相談の投稿ができるのは、読者会員に限ります。

  • 相談と回答は紙面に掲載されることもあります。すべての相談にはお答えできません。また、個別には回答いたしません。

直接相談する

24時間電話医療相談サービス

相談するには

オンライン相談の投稿ができるのは、読者会員に限ります。読売新聞ご購読者で読者会員登録をされた方が、有料(プラス)登録すると、電話による医療相談が24時間365日ご利用いただけます(相談料・通話料は無料)。

読売新聞読者会員の有料登録は、月額200円(税抜き)です。

一般会員向け有料サービスは2020年1月31日をもって終了いたしました。このため、一般会員向け有料登録の受け付けを停止しております。