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医療相談室

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「胆管にポリープ」と指摘

 息子が健康診断で胆管にポリープがあると指摘されましたが、再検査を受けていません。ポリープは簡単に取り除けるのでしょうか。私の弟が胆管がんで亡くなっており心配です。(78歳女性)

乳頭状腫瘍か 精密検査を…

高橋祐 がん研有明病院肝胆膵すい外科部長(東京都江東区)

 ポリープは、胃や大腸などの消化管の粘膜内にできやすい隆起性病変を指します。胆管にも、がんをはじめとしたポリープ状の隆起性病変は発生しますが、その頻度は低く、検診で見つかるケースも少ないです。

 胆管のポリープであれば、胆管内乳頭状腫瘍(IPNB)の可能性があります。IPNBは良性から悪性のものまでを含む病気の総称です。胆管内で乳頭状に発育し、時に粘液を出し胆管炎や黄だんの症状が表れます。専門病院で精密検査を受けるのが良いでしょう。

 ただ、胆管ポリープという病名は一般的ではなく、むしろ胆のうにできるポリープの方が頻度も高く、超音波検査でも見つけやすい病変です。息子さんの病変部位が、胆管か胆のうか改めて確認してみてください。

 なお、胆のうポリープは、胆のう内にできる全ての隆起性病変を指します。腫瘍性と非腫瘍性に分けられますが、多くは非腫瘍性で、胆汁の中のコレステロールエステルが粘膜に沈着してできます。数が多くても、がん化することはありません。

 また、腫瘍性には、良性と悪性があります。10ミリ・メートルを超えるとがんも疑われるため、精密検査をお勧めします。

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