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循環器病対策を急げ<5>初期症状 経験者が語る

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循環器病対策推進協議会委員として活動する川勝さん(3月、東京都内で)

 横浜市に住む会社員、川勝弘之さん(64)は脳 梗塞こうそく を発症してから今年で16年になる。「予防意識を薄れさせてはいけない。そのためには病気の知識の啓発が大切です」。3月、東京都内で開かれた国の施策を検討する「循環器病対策推進協議会」で、委員の一人として力強く訴えた。

 自宅で寝ていた川勝さんは2004年9月26日午前4時頃、のどが渇いて目を覚ました。ベッドの端に座り、両手をついて体を起こそうとしたが、左腕に力が入らない。立ち上がろうとすると、左足を置いた床が「抜けた」ように感じ、そのまま左前方に倒れた。

 隣に寝ていた妻(61)ら家族が抱き起こしてくれた。すると、自分で立つことができた。しかも、どこも痛くなく、頭痛もない。本人も家族も「疲れてたのかな。治って良かった。様子を見よう」と思った。

 しかし、川勝さんは違和感を覚え始めた。「大丈夫」と言おうとしても、言葉が“かたまり”として口から出て行かず、消えてしまうように感じた。家族も言葉を理解できていなかった。「やはり、おかしい」。すぐに救急車が呼ばれた。

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