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常喜眞理「女のココロとカラダ講座」

医療・健康・介護のコラム

野外にいたら顔から胸まで真っ赤に腫れ…原因は「服薬+日光」に

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 顔と首から前胸部にかけて真っ赤に腫れ上がった状態で、40代のHさんが来院された。ほてって 灼熱(しゃくねつ) 感があり、痛がゆくつらいという。前日、川原で数時間、帽子をかぶらずにいたとのことだが、日焼けにしては、ずいぶんひどい症状である。今まで同じようなことがなかったかと尋ねると、「こんなにひどくなったことはない」ということだった。

夏のマスク着用時 とくに注意を

 薬を服用して日光を浴びたときに起きる光毒性、光線過敏症、日光アレルギーが疑われた。最近、薬を飲んでいないか尋ねると、咽頭炎のため抗菌薬を飲んでいたという。

 まずは、ステロイドの塗り薬に加え、数日間だけステロイド薬の内服をしてもらい、同時に2週間ほど抗アレルギー薬の飲み薬も併用してもらった。幸い咽頭炎は治っていたので、咽頭炎治療薬はやめてもらった。そして1か月間ほどは、日光に当たらないよう、帽子や日傘を使って、気をつけてもらうことにした。

 紫外線量が1年で一番多いのは7~8月。今年は、コロナウイルス対策として夏でもマスクを着用するため、暑さが増し、お化粧もままならない方が多いだろう。紫外線対策が施されているマスクは少なく、下に日焼け止めを塗っていても、汗で取れやすくなる。そのため、こまめに塗り直したり、外では日傘をさしたりといった配慮が必要になる。子どもの外遊びに付き添って、長時間、屋外で過ごさなければならないママたちは、特に気をつけてほしい。

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常喜 眞理(じょうき・まり)

 家庭医、医学博士
 1963年生まれ。東京慈恵会医科大学卒業。消化器病学会専門医、消化器内視鏡学会専門医・指導医、内科学会認定医、日本医師会認定産業医。院長を務める常喜医院(内科、皮膚科)での診療のほか、慈恵医大新橋健診センターでは診療医長として健康診断(人間ドック)の内科診察を行い、婦人科や乳腺外科の診断を担当する。様々な大手企業の産業医でもあり、職場におけるメンタルヘルスのサポートを長年行っている。著書に「オトナ女子 あばれるカラダとのつきあい方」(すばる舎)。現在、BS-TBS「Together」に準レギュラー出演中。

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