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循環器病対策を急げ(3)心不全 多職種で支える

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循環器病対策を急げ(3)心不全 多職種で支える

心臓リハビリテーションの一環で自転車こぎを行う患者ら(広島大学病院提供)

 循環器病の中で緊急の課題の一つが心不全対策だ。心不全とは心臓のポンプ機能が低下し、血液をうまく送り出せない状態を指す。

 心不全患者は現在約120万人いると言われる。高齢化で増加が続くとみられる。病院で患者を受け入れきれなくなり、国民医療費の膨張も懸念される。感染症の急拡大になぞらえて、関係者は「心不全パンデミック」と呼ぶ。こうした事態を回避するための取り組みが始まっている。

 広島市にある広島大学病院の「心不全センター」。心不全を患う市内の そら 憲久さん(72)は、特段の理由がない限り週1、2回通う。運動療法や生活指導によって病状の悪化や再発などを防ぐ「心臓リハビリテーション」を受けるためだ。

 空さんは65歳の頃、別の病院で「心房細動」と診断された。不整脈の一種で、脳の血管が詰まる脳 梗塞こうそく を引き起こす恐れがある。予防のために薬の服用を始めたが、心不全が進んだ。そこで昨年11月、心不全センターがある広島大学病院に通うことになった。

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