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かんたんドライカレー風…お弁当用のカレーを工夫して
こんにちは。在宅訪問管理栄養士の伊藤清世です。
お弁当用のカレーとして売られている30~50gの少量のレトルトカレーをご存じでしょうか。
通常のレトルトカレーと異なり植物油脂を使用しているため、温めなくてもおいしく食べられることが特徴です。また、お弁当用なので具材も小さく、軟らかく加工されています。今回は、このカレーと温かいご飯を混ぜるだけでできるドライカレー風のレシピのご紹介です。
通常のレトルトカレーは器にあけてラップをしたり、 湯煎 にかける作業が必要ですが、このレシピでは温かいご飯さえあれば、あとは混ぜるだけでできあがります。
今回は、たんぱく源として軟らかいいり卵をのせましたが、食べる人の機能に応じて輪切りにしたウィンナーソーセージや焼き鳥缶詰、プロセスチーズなどを入れるアレンジも楽しめます。
[作り方]
(1) 卵を割りほぐし、(A)の材料とよく混ぜ合わせる。
(2) 油をひいたフライパンに(1)の卵を流し入れ、へらで大きくかき混ぜて半熟状で火を止め、余熱が通らないうちに器にあけておく。
(3) 温かいご飯とレトルトカレーをよく混ぜ合わせる。ご飯が冷たい時は、電子レンジで温める。お好みでカレー粉を入れてもよい。
(4) (3)のご飯に(2)の卵をのせ、粉パセリをふってできあがり。
※かむ力、のみ込む力には個人差があります。食べる機能を確認しましょう。
(レシピ作成 在宅訪問管理栄養士 伊藤清世)
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