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伊藤清世の「あれ?コレ 介護食 plus」

[ きょうの健康レシピ ]

健康・ダイエット・エクササイズ

かんたんドライカレー風…お弁当用のカレーを工夫して

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 こんにちは。在宅訪問管理栄養士の伊藤清世です。

 お弁当用のカレーとして売られている30~50gの少量のレトルトカレーをご存じでしょうか。

 通常のレトルトカレーと異なり植物油脂を使用しているため、温めなくてもおいしく食べられることが特徴です。また、お弁当用なので具材も小さく、軟らかく加工されています。今回は、このカレーと温かいご飯を混ぜるだけでできるドライカレー風のレシピのご紹介です。

 通常のレトルトカレーは器にあけてラップをしたり、 湯煎(ゆせん) にかける作業が必要ですが、このレシピでは温かいご飯さえあれば、あとは混ぜるだけでできあがります。

 今回は、たんぱく源として軟らかいいり卵をのせましたが、食べる人の機能に応じて輪切りにしたウィンナーソーセージや焼き鳥缶詰、プロセスチーズなどを入れるアレンジも楽しめます。

[作り方]

(1) 卵を割りほぐし、(A)の材料とよく混ぜ合わせる。

(2) 油をひいたフライパンに(1)の卵を流し入れ、へらで大きくかき混ぜて半熟状で火を止め、余熱が通らないうちに器にあけておく。

(3) 温かいご飯とレトルトカレーをよく混ぜ合わせる。ご飯が冷たい時は、電子レンジで温める。お好みでカレー粉を入れてもよい。

(4) (3)のご飯に(2)の卵をのせ、粉パセリをふってできあがり。

※かむ力、のみ込む力には個人差があります。食べる機能を確認しましょう。

(レシピ作成 在宅訪問管理栄養士 伊藤清世)

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伊藤清世(いとう きよ)

在宅訪問管理栄養士・介護食アドバイザー
委託給食会社で病院・高齢者施設・保育所等の調理業務、総合病院の管理栄養士を経て、現在は仙台市の「ないとうクリニック複合サービスセンター」で在宅訪問管理栄養士として活動中。また、地域での講演活動を通じ、かむ、のみ込む力が低下した方にも喜ばれる、食べやすくおいしい食事作りを提案している。

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