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【みんなでスポーツ】女性アスリート(5)子育てとの両立 手本に

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【みんなでスポーツ】女性アスリート(5)子育てとの両立 手本に

散弾銃を構える中山さん。長女と二人三脚で競技人生を歩む

 ダーン――。東京五輪クレー射撃代表に内定した中山由起枝さん(41)が散弾銃を構え、飛び出す標的を狙い撃つ。これまでの競技生活を長女の 芽生めい さん(18)と二人三脚で歩んできた。

 元々はソフトボールの捕手。強豪の埼玉栄高で主将を務め、全国高校総体準優勝とMVPに輝いた。ソフトの有力大学や実業団からスカウトが相次いだ。

 その中に、日立建機という聞き慣れない会社があった。「クレー射撃部の創部のため、捕手としての動体視力と瞬発力を見込んで」という。何度断っても足を運んでくる担当者の情熱にほだされ、入部を決めた。

 初めて発砲した時、音と体にかかる反動の大きさに衝撃を受けた。練習方法や体調を自分で考え、管理する個人競技の特性に、ソフトとは違った魅力を感じ、のめり込んでいった。

 競技を始めて2年弱で、2000年シドニー五輪の切符をつかんだ。しかし、出場後に目標を見失い、競技から離れた。結婚して芽生さんを出産し、子育てに追われる日々が続いた。復帰の誘いもあったが、長時間の練習や海外遠征を考えると、現実味はなかった。

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