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聞いた話

名無し

日本の中小企業経営者は借金を個人保証していることが多い。
「取引先に迷惑をかけられない」「死んで保険金で返す」と思い詰めても多いのだとか。
今回のように自己破産できればいいが、うつ状態で冷静な判断と行動はできない。
早めに適切な相談先は必要。
どうやってつながるか。

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セーフティネットは自殺以外も防ぐかも

寺田次郎 関西医大放射線科不名誉享受

愛ゆえに人は苦しまねばならぬ、とか言えば、ふと頭の中に思い浮かぶ情景がありそうですが、人は様々なものに愛とか執着があります。
特に経営者は、より多くの人間の人生の一部を背負うために、一過性にかかる重圧は並大抵のものではないと思います。

仕事だけ人間の脆さなんかもありますが、一つのもの、一つの答えに執着し過ぎると視野も狭くなってますます大変です。
新型コロナ下での給付金などの社会保障も揺れていますが、そのためにも休養が必要ですし、社会制度はいわゆる病気の概念を超えて進んでいくといいと思います。

多くの自殺者は、ほとんどの人にとって他人です。
無慈悲に、死にたい奴は死ねばいいという考えもあります。
一方で、働きアリの原則ではありませんが、人間というか動物の集団は必ず構造弱者を生むようになっているため、弱者を排除すると、自分もまた一歩弱者に近づきます。

エコノミックアニマルと言われた日本人は、この比較的平和な日常が経済の過酷な戦場で、年間2-3万人死んでいると考えることもできます。
高齢化や重病などによる社会的死亡に伴うものもそうですよね。
定年の延長は、経済への「軍務」の延長とも捉えることができます。

何が適切かという部分は僕自身も分かりませんし自分もケアが得意ではありませんが、弱者への無関心はともかく、セーフティネットの設計や敵意を向けないというのは大事なのではないかと思います。
自殺などの自傷行為は、生存競争社会で他人を傷つける意欲の薄い人間が代わりに自らを傷つける行為とも言えます。
歯止めを失えば、自殺だけでなく、事件や他殺も増えていくことでしょう。

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