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休憩室・更衣室でマスク外し会話、感染拡大の原因か…宇都宮のスーパー

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休憩室・更衣室でマスク外し会話、感染拡大の原因か…宇都宮のスーパー 宇都宮市戸祭元町のスーパー「ヨークベニマル戸祭店」(休業中)を巡り、新型コロナウイルスの集団感染が発生したことを受け、同市の佐藤栄一市長は21日、臨時記者会見を開き、「市民生活の影響は大きい。感染の封じ込めに全力で当たる」と強調した。その上で「まだまだ気を緩めることなく努力しなくてはいけないということ。新型コロナウイルスとは共存する局面に入った」と述べ、改めて感染対策の徹底を市民に呼びかけた。

 佐藤市長は、感染した従業員4人のうち14日に感染が確認された40代女性が感染の起点になったとの認識を示した。4人はいずれも勤務中はマスクを着け、接客もしていなかったが、休憩室や更衣室で従業員同士がマスクを外して会話するケースがあり、市はそこで感染が広がったとみている。

 ヨークベニマル広報によると、従業員は休憩室で食事を取る際、向かい合わず、横に並んで座るようにしていた。更衣室でも同時に3人までしか入らないようにするなど対策を取っていたといい、同社は「お客様に大変な迷惑をかけ、深くおわびする」とした。感染を受け、戸祭店は14日夜から休業し、16日に再開。18日夜から再び休業に入り、今月いっぱいは休業を続ける。

 また、市は20日に感染が確認された50代の従業員ら女性2人の症状や行動歴も発表。50代女性は9日、同僚の40代女性(14日に感染確認)と休憩室で一緒に昼食を取り、この際、感染したとみられる。50代女性は16日にせきの症状が出て、19日夜からはにおいを感じにくい状態が続いている。17日以降は出勤していない。40代女性(19日に感染確認)と同じ部門で働いていた。

 市は20日、従業員4人と家族2人の計6人の感染が確認され、栃木県内初のクラスター(感染集団)が発生したとの見解を示していた。ただ、従業員の感染は4人で、「同じ場所での接触が明らかな感染者が5人以上いる場合」とする県の認識には該当しない。佐藤市長は「今回、企業側は対策をしており、従業員も『自分が陽性になる』とは考えてもみなかったと思う。だが集団的に感染していることは事実。新しい生活様式をしなくなると、大規模な感染につながる。そのことを知っていただくため強調した表現にした」と述べた。

 21日は従業員5人のPCR検査が行われ、全員が陰性だった。市の検査はこれで終え、当面、健康観察を続けるという。

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