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伊藤清世の「あれ?コレ 介護食 plus」

[ きょうの健康レシピ ]

エクササイズ・健康・ダイエット

寒天とゼラチンでわらび餅風…プルンとした食感

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 こんにちは、在宅訪問管理栄養士の伊藤清世です。

 ぷるんと冷たいわらび餅。これからの時期にぴったりの冷たいおやつです。

 一見するとのみ込みやすそうですが、原材料には、わらび粉やくず粉、加工でんぷんなど、加熱すると粘性が増すものが使用されており、食べてみるともちもちとして、実は 嚥下(えんげ) 機能が低下した方にとってはのみ込みにくいものです。

 ゼラチンと寒天を混ぜてゼリー化することで、寒天だけや、ゼラチンだけでは味わえない、プルンとした食感が生まれます。また、温度変化に弱いゼラチンよりも、寒天は常温で溶けにくいという利点があり、ゼリーの離水による水分でむせてしまう人にも食べやすいものです。

 実際に作った方からは「もちもち感には少し物足りないけれど、ゼラチンだけよりも口の中で溶けにくいので満足感がある」という感想がありました。

 介護が必要な方だけでなく、私たちにもおいしい食感です。寒天はしっかり煮溶かして使用する、ゼラチンは沸騰させない、このふたつの特徴を生かして、みんながおいしく食べられるおやつを作ってみてはいかがでしょうか。

[作り方]

(1) 鍋に粉寒天と水を入れて混ぜ、中火にかけて沸騰したら1分程度煮立たせる。

(2) 火を止めて黒糖を入れてよく溶かす。

(3) 黒糖が溶けたらゼラチンを加えてよく溶かす。

(4) お好みの型に入れて2時間程度冷やして固める。丸型の製氷皿に入れて固めると、わらび餅の雰囲気が出ます。

※かむ力、のみ込む力には個人差があります。食べる機能を確認しましょう。

(レシピ作成 在宅訪問管理栄養士 伊藤清世)

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伊藤清世(いとう きよ)

在宅訪問管理栄養士・介護食アドバイザー
委託給食会社で病院・高齢者施設・保育所等の調理業務、総合病院の管理栄養士を経て、現在は仙台市の「ないとうクリニック複合サービスセンター」で在宅訪問管理栄養士として活動中。また、地域での講演活動を通じ、かむ、のみ込む力が低下した方にも喜ばれる、食べやすくおいしい食事作りを提案している。

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