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新しい概念や技術を既存の社会に融合させる

寺田次郎 関西医大放射線科不名誉享受

放射線科専門医会雑誌で画像診断テレワーク推進の事例希望のお達しが来たので投稿しました。
テレワークの成功事例のみならず、新型コロナの感染力を想定した様々な運用やそのもとになるチームワークや育成支援も含めて、意見を出した方が良い、と。
完全なる遠隔診断のデメリットが書かれていましたので、そこはハイブリッドにするとしても、地域や組織ごとに個人も指揮系統もインフラも文化も変わるので、交渉事も含めて色々と想定する必要があります。
また、種々のがんの画像診断を日本の文化で放射線科だけで抱え込むのは難しいとも思いますし、更新の難しくなった放射線科専門医だけではもっと難しくなります。

画像診断が変われば診断が変わる可能性があり、診断が変われば治療が変わる可能性があります。
この可能性の問題は厄介で、大きく舵を切ることに対して、医療者も一般人もデメリットが発生する可能性が大きくなります。
とりわけ、物理的な問題よりも、心理的な問題の方が大きいでしょう。
皆が納得する落としどころを動かすことは危険な部分があります。
エゴとエゴのぶつかり合いの中で、余計な事をするなということになりかねません。
癌が発生しやすくなるということは、中長期的に健康や寿命を損ねるということですが、短期的にフォーカスすればどうか?
愛煙家コミュニティは医療界でも強いですけれど、彼ら彼女らとの摩擦を減らしてソフトランディングするには、それ以外の部分の可視化や代案の重要性も大きくなるのではないかと思います。

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