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【独自】感染疑い理由に救急搬送困難に…119番から病院到着まで1時間超

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 新型コロナウイルス感染の疑いを理由に、救急搬送の受け入れを複数の医療機関に断られ、119番から病院到着まで1時間余りかかった事例が3日に大津市で発生したことがわかった。

 同市消防局によると、3日夜、50歳代の男性宅から119番があった。男性は熱やせきの症状があり、日中に帰国者・接触者相談センターに連絡。かかりつけ医での受診を指示されたが、症状が悪化したという。

 駆けつけた救急隊が、搬送を救急指定病院に打診したものの、市内の2医療機関は「感染の可能性がゼロではない」として拒否。別の重症者に対応中でいったんは断った市立大津市民病院が最終的に受け入れ、男性は通報から1時間6分後、病院に到着した。診断の結果、PCR検査の必要はないとされ、帰宅したという。

 搬送困難事例は都市圏を中心に増えており、厚生労働省は、発熱や呼吸器症状のみを理由に受け入れを断らないよう医療機関に求める通知を都道府県や中核市などに出した。大津市は4月22日に市内の医療機関にメールで伝えたが、県は全県的な要請をしておらず、5月8日に周知する方針。

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