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世界の感染者、12日間で100万人増…WHOは中南米やアフリカに注意呼びかけ

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 【ワシントン=船越翔】米ジョンズ・ホプキンス大学の集計によると、新型コロナウイルスの世界の感染者は27日(日本時間28日)、累計で300万人を超えた。15日に200万人に達してから、12日間で100万人増えた。欧米などの一部の国では経済活動を再開する動きがある一方、世界保健機関(WHO)は、中南米やアフリカなどでの今後の感染拡大に注意を呼びかけている。

 感染者数が世界で最も多い米国のトランプ大統領は27日、ホワイトハウスでの記者会見で「我々の積極的な戦略が奏功しているのは明らかだ」と述べ、感染拡大のピークは過ぎたと改めて主張した。経済活動の再開への意欲も示した。

 米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)によると、27日にはミネソタ州などで製造業や農業などの再開が認められ、これまでに全米50州のうち少なくとも9州で行動制限が一部緩和されたという。米経済の中核で、感染者が集中するニューヨーク州も段階的に経済活動を再開させる方針だ。

 欧州では、ドイツやオーストリアで小規模店などの営業が認められ、デンマークで小学校や保育園の一部が再開した。ニュージーランドでは27日深夜に全土のロックダウン(都市封鎖)が解除され、28日には建設業など企業活動の一部が再開した。

 こうした国では感染者数はなお増加しているものの、1日ごとの新規感染者数は抑制傾向にある。一方で、ロシアやシンガポールなど、増加ペースは衰えていない国も多い。

 WHOのテドロス・アダノム事務局長は、スイス・ジュネーブでの27日の記者会見で、「パンデミック(感染症の世界的な大流行)は終息からはまだ遠い」と述べ、アフリカや東欧、ラテンアメリカなどでの増加傾向に懸念を示した。

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