文字サイズ:
  • 標準
  • 拡大

深層NEWSフライデー

医療・健康・介護のニュース・解説

新型コロナウイルスの感染拡大 緊急事態宣言どうなる? 五輪延期で有森裕子が語る選手の心境

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • チェック

諮問委 危機感強く

id=20200404-027-OYTEI50005,rev=2,headline=false,link=true,float=left,lineFeed=true

右松  そして、その安倍総理が発する緊急事態宣言についてなのですが、動きがありました。感染拡大防止に向けた政府の方針となるのが基本的対処方針というものです。これをつくるために専門家を招いた諮問委員会がきょう開かれました。

 ※緊急事態宣言は、7日に東京など7都府県を対象に、16日には全国を対象に、発令されました。

  久野 諮問委員会では、複数の専門家から東京都の状況などについて非常に厳しい危機感の表明があったということです。一方、出席者によりますと、基本的対処方針の原案では、当初、都道府県知事らが外出の自粛要請などを行う期間は21日程度が適当としていましたが、今回は盛り込まれないこととなりました。この諮問委員会のメンバーである釜萢さんに伺いたいのですが、もともと原案であった21日という期間が盛り込まれなくなったというのはどういった話し合いの結果ですか。

釜萢  各国の状況を見てみると、3週間程度の対応ではとても収まらないということもあって、日数については特段それを示さなかったということではないかと私は推測をしています。あまり長いと、皆さんも非常にショックが大きいということもあるから、あらかじめある程度出して、その様子を見ながら延長していくというのはあると思いますが、その目安としての3週間にはそれほど意味がないということで、今回は出なかったのではないでしょうか。

右松  そして、緊急事態宣言というのは諮問委員会の意見に基づいて総理が最終的に宣言することになるんですが、きょうの諮問委員会でこの緊急事態宣言について何か発言はあったのですか。

id=20200404-027-OYTEI50006,rev=2,headline=false,link=true,float=left,lineFeed=true

釜萢  特に緊急事態宣言がいつ出るかというところの議論はなかったです。ただ、緊急事態宣言に至るまでには、基本的対処方針というのがまずきちっと策定されていなければならないので、急いでこれをつくりましょうということでありました。少し文言を修正して、あしたには公表されるのではないかなと思っています。

右松  緊急事態宣言、あってほしくないですが、そのカウントダウンは近づいている実感はありますか。

釜萢  爆発的な感染拡大というのは、医療で対応できるレベルをはるかに超えて患者さんの数が多くなってしまうイメージですが、入院できる病床などを増やして対応できるように今準備をしているので、すぐに爆発的な感染拡大ということではないとは思います、しかし、知らないうちにどんどん患者さんが増えるというのが爆発的感染の拡大ですから、常に危機感を持って対応しなければならないと思います。

右松  釜萢さんとしては、本来この外出自粛要請の前夜にとるべき都民の行動としてあるべき姿は何でしょうか。

釜萢  きちっと現状を把握して、どのように御自身の行動を選択するかということについてはもう一度よく考えていただかなければいけないと強く思います。海外では、感染の爆発的な拡大がかなり起こって、その後に宣言が出され、国によってはかなり強制力を伴うものがありますが、日本の場合には、仮に緊急事態宣言が出されても、あくまでも本人に要請するという形なので、ちょっとその点では弱いかなという気はします。

緊急事態宣言においての都市封鎖

id=20200404-027-OYTEI50007,rev=2,headline=false,link=true,float=left,lineFeed=true

右松  緊急事態宣言においての都市封鎖の話が先ほど出ましたけれども、都市封鎖というのは日本でどこまでできるのかという難しい面もあるということで、久野さん。

久野  緊急事態宣言では、知事は施設の使用制限や停止を要請、指示できますが、対象施設は学校や保健所のほか、延べ床面積1000平方メートルを超える施設を想定していて、小規模な飲食店などは対象から外れています。そして、交通規制に関する明確な規定はなく、鉄道事業者などに運行停止を要請できても強制はできないということなんです。この緊急事態宣言は内容を見ていると、武漢のような都市封鎖は少し現実的には難しいように思うんですけれども、強制力がない中でどれほど効果があるものなのでしょうか。

釜萢  それは国民の皆さんがそのことを理解して御自身で自主的に行動を変えていただくことを想定してやっているわけで、法律ができたときの経緯も、個人の権利の制限をなるべく強くしないようにと、いろいろな配慮が働いてできた法律ですから、そういう意味ではいざというときには少し生ぬるい面もあるかもしれないです。

id=20200404-027-OYTEI50008,rev=2,headline=false,link=true,float=left,lineFeed=true

大門  交通機関に関してはもちろん要請はできないと思いますが、東京はかなり経験値があると思うんです。例えば計画停電ですね。2011年3月11日の東日本大震災のときに計画停電というのをやりましたし、台風のときにはちょうど計画運休ということもやっていますから、交通機関が動かなくなる可能性もあると。そうしたら、すごいメッセージ性があると思うのです。やはり外に出てはいけないんだということになります。あとは、今、私たちがやっていかなければいけないことは、規制が厳しくなる前に、例えば企業であればリモートワーク、テレワークとか、とにかく規制がかかったときにどういうことができるかというのを一人一人準備をしていく、それぞれの会社で準備をしていくということが大事なのではないかと思います。

2 / 4

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • チェック

sinso_news_eye

深層ニュースFRIDAY
 「深層ニュース」は日本テレビ・BS日テレ・読売新聞が共同制作し、BS日テレで毎週月曜~金耀の午後10時から放送。金曜日は、人生100年時代を幸せに過ごすカギとなる健康やお金をテーマに展開している。 番組サイトはこちらをクリック

深層NEWSフライデーの一覧を見る

<PR情報>

コメントを書く

※コメントは承認制で、リアルタイムでは掲載されません。

※個人情報は書き込まないでください。

必須(20字以内)
必須(20字以内)
必須 (800字以内)

編集方針について

投稿いただいたコメントは、編集スタッフが拝読したうえで掲載させていただきます。リアルタイムでは掲載されません。 掲載したコメントは読売新聞紙面をはじめ、読売新聞社が発行及び、許諾した印刷物、読売新聞オンライン、携帯電話サービスなどに複製・転載する場合があります。

コメントのタイトル・本文は編集スタッフの判断で修正したり、全部、または一部を非掲載とさせていただく場合もあります。

次のようなコメントは非掲載、または削除とさせていただきます。

  • ブログとの関係が認められない場合
  • 特定の個人、組織を誹謗中傷し、名誉を傷つける内容を含む場合
  • 第三者の著作権などを侵害する内容を含む場合
  • 企業や商品の宣伝、販売促進を主な目的とする場合
  • 選挙運動またはこれらに類似する内容を含む場合
  • 特定の団体を宣伝することを主な目的とする場合
  • 事実に反した情報を公開している場合
  • 公序良俗、法令に反した内容の情報を含む場合
  • 個人情報を書き込んだ場合(たとえ匿名であっても関係者が見れば内容を特定できるような、個人情報=氏名・住所・電話番号・職業・メールアドレスなど=を含みます)
  • メールアドレス、他のサイトへリンクがある場合
  • その他、編集スタッフが不適切と判断した場合

編集方針に同意する方のみ投稿ができます。

以上、あらかじめ、ご了承ください。

最新記事