文字サイズ:
  • 標準
  • 拡大

医療大全

医療大全

【みんなでスポーツ】栄養(1)食事しっかり 最良プレー

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • チェック

「しっかり食べて、選手生活を長く続けられるようにしたい」と語る田中さん

 ご飯、豚肉のいため物、大根とツナのみそ煮、酢の物、かきたま汁――。

 バレーボールのVリーグ1部(V1)女子で今季、優勝を飾ったJTマーヴェラスの選手寮のある日の昼食だ。ご飯は選手ごとに量が決められている。1日の摂取量は平均3200キロ・カロリー。一般的な成人女性の約1・5倍にあたる。

 「しっかり食事を取ることは、けがをせず、試合に出続けることにつながっている」。アタッカーの田中瑞稀さん(24)はそう話す。身長1メートル70。選手の中では高い方ではないが、相手をはね飛ばすほどの力強いスパイクが自慢だ。

 チームに加入した当初、食べたい物は食べたい時に口にしていた。菓子にも手が伸びていたが、今は、必要な量は食事で取るようになった。運動量が多い日は米の量を増やす。そうすることで菓子の量は自然と減った。

この記事は読者会員限定です。

読売新聞の購読者は、読者会員登録(無料)をしていただくと閲覧できます。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • チェック

医療大全の一覧を見る

最新記事