人間が暴走するのは心と体の余裕を失った時 寺田次郎 関西医大放射線科不名誉享受 2020年4月2日 大阪の府立高校で休校延長が決まりました。 大英断だと思います。 生きていて健康であれば、勉強はできるし、理解の遅れを取り戻すこともできます。 定期的に手入れしていれば、自習の方が効率の良い学生もいるでしょう。 30歳まで第2新卒と言われる時代です。 自分は30歳の大学院単位取得中退までノンストップでしたが、人それぞれに生き方や巡りあわせがあります。 受験科目以外も含めて、勉強していけばいいわけです。 また、そういう状況を守る、家庭や社会の安定がもっと大事です。 個人や家庭への給付の方法を巡って色々やっていますが、子供食堂のような理念があれば、ほんの少しの工夫で何とかなりますよね。 直接的に殺し合いをする戦争が始まったわけではなく、料理の材料がなくなったわけではなく、材料の材料の所にも問題ない所は沢山あって、日本社会においてフードロスの問題は多々あって、日本の保存技術は優れています。 感染の確率を下げる、隔離政策との両立も衆知を持って取り組めばいいでしょう。 お腹が満たされれば、無料に近い状況で勉強する手段も沢山あります。 衣食足りて礼節を知るわけで、暴言や暴走を助長する原因を減らしていけばいいのではないかと思います。 日々を楽しく生きる方法や自炊、自習の工夫なども、非常時におけるマスコミの存在意義ですから募集してもらえればと思います。 反戦を訴えたり、戦争の恐怖を伝えるだけが反戦活動ではなく、日々の充実の意味や作り方もまた反戦活動です。 戦争なんかたいがい差別意識の先の民族主義の暴走ですからね。 違反報告
喧伝と扇動の違いの元にある理性と感情 寺田次郎 六甲学院放射線科不名誉享受 2020年4月1日 最近読んだ本で、喧伝と扇動の違いが触れられていました。 精緻な理屈で少数の人間を納得させて行動させる方法と、エモーショナルな言動や行動でより多くの人間を行動させる方法は違う、ということです。 後者の方、短期的な利害や感情的な側面の影響力は本文の話に繋がります。 差別と区別の違いが分からないのは、心身の余裕がないからなのか、情報が足りないからなのか、わかりませんが、一方で、自分たちのエゴ=自己愛や防衛本能の中に差別する意思が潜んでいることに確信犯であることが一番大事なのではないかと思います。 情報の幅と理解や感情の幅を理解して、その状況下でも節度を持って行動するということが現実的な「差別をしない」ということだと思います。 新型コロナの件で言えば、初期のもっと情報がない中で、パニックになって、感染者やその家族の隔離を求めてしまった感情を理解するとともに、不必要な暴言は不要であることの提示が大事です。 また、誰でも感染者になりうることや、現場でリスクを伴う診療行為や診療補助をする人間に敵意を向ければ、自分だけでなく家族や知人が検査や治療を受けるにあたっていいことはないという理解も大事です。 言い換えれば、子供のケンカと同じで、失敗の中から、適切な距離感や関係性の築き方、TPOを学んでいくのも大事なのではないかと思います。 エスカレートしうる自分や集団と付き合っていく。 ある意味で、日本の礼儀正しい=仮面をかぶった社会の中で、距離感や関係性の使い分けが下手になっている部分はあると思います。 もっと言えば、病気そのものだけでなく、科学や人間の不完全性の理解と行動の修正が大事だということです。 違反報告
人間が暴走するのは心と体の余裕を失った時
寺田次郎 関西医大放射線科不名誉享受
大阪の府立高校で休校延長が決まりました。
大英断だと思います。
生きていて健康であれば、勉強はできるし、理解の遅れを取り戻すこともできます。
定期的に手入れしていれば、自習の方が効率の良い学生もいるでしょう。
30歳まで第2新卒と言われる時代です。
自分は30歳の大学院単位取得中退までノンストップでしたが、人それぞれに生き方や巡りあわせがあります。
受験科目以外も含めて、勉強していけばいいわけです。
また、そういう状況を守る、家庭や社会の安定がもっと大事です。
個人や家庭への給付の方法を巡って色々やっていますが、子供食堂のような理念があれば、ほんの少しの工夫で何とかなりますよね。
直接的に殺し合いをする戦争が始まったわけではなく、料理の材料がなくなったわけではなく、材料の材料の所にも問題ない所は沢山あって、日本社会においてフードロスの問題は多々あって、日本の保存技術は優れています。
感染の確率を下げる、隔離政策との両立も衆知を持って取り組めばいいでしょう。
お腹が満たされれば、無料に近い状況で勉強する手段も沢山あります。
衣食足りて礼節を知るわけで、暴言や暴走を助長する原因を減らしていけばいいのではないかと思います。
日々を楽しく生きる方法や自炊、自習の工夫なども、非常時におけるマスコミの存在意義ですから募集してもらえればと思います。
反戦を訴えたり、戦争の恐怖を伝えるだけが反戦活動ではなく、日々の充実の意味や作り方もまた反戦活動です。
戦争なんかたいがい差別意識の先の民族主義の暴走ですからね。
違反報告
喧伝と扇動の違いの元にある理性と感情
寺田次郎 六甲学院放射線科不名誉享受
最近読んだ本で、喧伝と扇動の違いが触れられていました。
精緻な理屈で少数の人間を納得させて行動させる方法と、エモーショナルな言動や行動でより多くの人間を行動させる方法は違う、ということです。
後者の方、短期的な利害や感情的な側面の影響力は本文の話に繋がります。
差別と区別の違いが分からないのは、心身の余裕がないからなのか、情報が足りないからなのか、わかりませんが、一方で、自分たちのエゴ=自己愛や防衛本能の中に差別する意思が潜んでいることに確信犯であることが一番大事なのではないかと思います。
情報の幅と理解や感情の幅を理解して、その状況下でも節度を持って行動するということが現実的な「差別をしない」ということだと思います。
新型コロナの件で言えば、初期のもっと情報がない中で、パニックになって、感染者やその家族の隔離を求めてしまった感情を理解するとともに、不必要な暴言は不要であることの提示が大事です。
また、誰でも感染者になりうることや、現場でリスクを伴う診療行為や診療補助をする人間に敵意を向ければ、自分だけでなく家族や知人が検査や治療を受けるにあたっていいことはないという理解も大事です。
言い換えれば、子供のケンカと同じで、失敗の中から、適切な距離感や関係性の築き方、TPOを学んでいくのも大事なのではないかと思います。
エスカレートしうる自分や集団と付き合っていく。
ある意味で、日本の礼儀正しい=仮面をかぶった社会の中で、距離感や関係性の使い分けが下手になっている部分はあると思います。
もっと言えば、病気そのものだけでなく、科学や人間の不完全性の理解と行動の修正が大事だということです。
違反報告