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米感染者は10万人超、NY州が4・4万と突出…米紙集計

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 【ワシントン=船越翔】米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)によると、米国のコロナウイルスの感染者数は27日、10万人を超えた。26日に中国を上回って世界最多となり、その後も感染拡大に歯止めがかかっていない。

 タイムズ紙の28日朝(日本時間28日夜)時点の集計では、米国内の感染者数は10万2636人、死者数は1646人にのぼっている。東部ニューヨーク州が4万4635人で突出して多く、隣接するニュージャージー州が8825人、西海岸のカリフォルニア州が4914人と続いている。

 患者の急増に伴い、ニューヨーク州の医療機関を中心に、治療に必要な機材の不足が深刻化している。

 トランプ大統領は27日、民間企業に重要物資の優先的な生産を要求できる「国防生産法」に基づき、米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)に対し、重症患者に必要な人工呼吸器の製造を命じた。

 トランプ氏はホワイトハウスでの記者会見で「米政府のすべての力を結集し、ウイルスを打ち破るまで戦い続ける」と語った。規制の緩和などで企業を支援し、今後100日以内に人工呼吸器10万台を準備する意向も明らかにした。

 トランプ氏は記者会見に先立ち、GMとの協議で時間を浪費したとしてツイッターでいら立ちをあらわにし、「工場を直ちに開き、今すぐ人工呼吸器を作れ!」などと書き込んでいた。

 米国内の州知事たちからは、トランプ政権のウイルス対策の不手際を指摘する声が上がっており、そうした批判をかわす狙いがあるとみられる。

 GMは27日、政府の要求に応じ、医療機器メーカーと協力して人工呼吸器の生産に乗り出すと発表した。

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