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インド13億人「完全封鎖」、全土に21日間の外出禁止令

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全土で外出禁止となり、往来が減った通り(25日、ニューデリーで)=小峰翔撮影

 【ニューデリー=小峰翔】インドのモディ首相は24日夜、国民向けのテレビ演説を行い、新型コロナウイルス感染防止のため「全土を完全封鎖し、人々が家から出ることを全面的に禁じる」と述べ、25日から21日間、約13億人の国民などを対象に外出を禁止すると発表した。

 感染が確認された首都ニューデリーなどですでに外出が禁止されているが、今回、措置を全土に拡大した。食料品店や銀行など生活に不可欠な店舗の営業は認められる。

 モディ氏は決断の理由として、医療が進んだ先進国が感染拡大を抑えられていないことを挙げ、「社会的な距離を保つしかない」と述べた。国内の感染者数は25日朝の時点で、519人(死者10人)と欧米諸国と比べると少ないが、人口密度が高く、医療体制が十分でないため、爆発的な感染拡大が危惧されている。

24日、インド西部ムンバイで、全土封鎖の発表を受け、薬局に詰めかける人々(AFP時事)

 モディ氏は演説で、検査機関や隔離施設など医療インフラ強化に1500億ルピー(約2200億円)を充てる考えも示した。

 インドは22日から国際線の航空便の受け入れを止めるなど交通機関の運行を大幅に縮小しているほか、工場の操業停止も求められており、スズキやホンダの現地工場など多くの日系企業も影響を受けている。

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