石蔵文信の「男と女の楽しい更年期!」
医療・健康・介護のコラム
自称「イクメン」「家事メン」に妻がムカつく理由
大和ハウス工業が2017年、共働き夫婦に家事負担の割合を聞いています。妻の回答では「夫が1割、妻9割」が一番多く、夫の回答では「夫が3割、妻が7割」が多かったそうです。第2位は夫婦ともに「夫2割、妻8割」でした。そして、妻の第3位の回答は、衝撃の「夫0割」でした、夫の感覚では第3位「夫1割、妻9割」となっています。まぁ、様々な調査と照らし合わせると、夫が2割、妻が8割といったところが相場かもしれません。
「オムツを替えています」と言っても…
家事を妻に押し付けてしまう夫も問題ですが、それ以上にタチが悪いのは、家事をほとんどやってなくても「自分はよく家事をやっている」と友人や近所の方に吹聴する夫です。イクメンや家事メンを自認する夫が、意外に妻から嫌われていたりします。芸能界などでは、仲良し夫婦やイクメン夫などが、突然、離婚することもあるようです。なぜでしょうか?
大和ハウス工業の調査でもわかるように、男は自分の仕事を過大評価する傾向があります。妻が過小評価している可能性もありますが、私の経験では、どうも男性に問題があるケースが多い気がします。例えば、「オムツを替えています」と言うイクメンが、おしっこなら自分でやるのに、うんちが出た場合は妻を呼んだり、週に1度くらいしか洗濯や料理をしていないのに、毎日やっているがごとく友人や近所の方に吹聴したり……。そんな夫の自慢話を聞いた友人や近所の人は、妻に向かって「良い夫を持って幸せですね!」と言うので、ムッとするのです。
4択問題です。良いと思われる夫はどれ?
家事を妻に任せきりのぐうたら亭主も困りますが、そんな男性は多くの場合、近所で「良い夫」だと自慢もしません。逆に、友人や近所の方は「ぐうたら亭主を持って大変だわね!」などと妻をねぎらってくれます。
さて、ここで問題です。良いと思われる夫は次の四つのうち、どれでしょう?
- 家事・育児をかなりするが、それを自慢しない夫
- 家事・育児は少しするが、それを誇張して自慢する夫
- 家事・育児は全くしないが、ぐうたら亭主と世間には分かる夫
- 家事・育児はあまりしないのに、「やっている」と世間に吹聴する夫
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手伝うと言わなかった夫
すもも
共働きで双子を出産し、育てました。 夫からは、手伝う、協力するなどの言葉はありませんでした。 ごく自然に、ふたりで育児と家事をこなしました。 分...
共働きで双子を出産し、育てました。
夫からは、手伝う、協力するなどの言葉はありませんでした。
ごく自然に、ふたりで育児と家事をこなしました。
分担もありませんでした。
あの時、もっと感謝の言葉を掛ければ良かった、と後悔しています。
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