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【意思決定】「想(おも)い」を支える(6)「一緒に立ち止まる」勇気

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【意思決定】「想(おも)い」を支える(6)「一緒に立ち止まる」勇気

昨年11月に開かれた「ごちゃまぜ運動会」で、子どもたちと話す押富さん(中央)(押富さん提供)

 健常者歴24年、障害者歴14年。重症筋無力症で24時間人工呼吸器をつける押富俊恵さん(38)は最近、患者の意思決定支援について講演を頼まれる。

 作業療法士として働き、発病して重度障害者になった。医療者と患者それぞれの視点を踏まえ、医療や介護の関係者や学生たちに体験を語る。

 高齢患者も認知症の人が急増した。心身に障害がある人は推計で人口の7・4%。弱い立場の人が現場にあふれ、当事者の意思の支え方がやっと問われるようになったと感じる。

 ある会合で、「患者が意思を決めた後のフォローをお願いします」と話した時のことだ。ケアマネジャーの男性がこう打ち明けた。

 「高齢の本人や家族とずっと話をしてきて、ようやく施設に入ると結論を出した。聞き直すことで、答えをひっくり返されるのが怖い。本人に声をかける勇気が出ないんです」

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