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死者の詳細「公表」か「非公表」か…揺れる北海道

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 北海道は16日、新型コロナウイルスに感染していた80歳代男性の死亡を発表する際、遺族の意向を理由に居住地域などを公表しなかった。道は約1か月前、道内在住者で初めての感染者を発表した際、「50歳代男性」としか公表せずに批判を浴び、鈴木知事が陳謝して公表のあり方を改めた。16日の道の対応は、感染者などの情報公開とプライバシー保護のあり方を巡って再び議論を呼びそうだ。

 道は先月14日に「50歳代男性」としか公表せず、鈴木知事のツイッターに「情報提供が曖昧で、無駄に不安をあおるだけだ」といった批判が殺到した。

 広い道内では感染者らが出た地域の情報は関心が高く、具体的な感染予防にもつながる。鈴木知事は同17日、急きょ記者会見して「石狩地方の自営業の日本人」と明らかにし、「皆さんに不安を与えたことに関して、率直に申し訳ないと思っている」と陳謝。「ケースごとに異なる部分もあるが、基本的には積極的に情報発信していく」とし、居住地域なども振興局単位で公表することにした。

 だが、道は16日、居住地域をはじめ、職業、発症以降の経緯、行動歴、濃厚接触者の有無を明らかにしなかった。道が感染者の居住地域を公表しなかったのは、批判を受けて方針を転換して以降、初めて。

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