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中川恵一「がんの話をしよう」

医療・健康・介護のコラム

「がん家系」ってホントにあるの?

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男性の約6割、女性の約3割が予防できる

  がんの発生原因には、喫煙、飲酒、食事、塩分過多、運動不足などがあります。とくに影響が大きいのは、喫煙(がんの原因のトップ)と飲酒。そのほか、ピロリ菌感染やヒトパピローマウイルスなどに感染しているかどうかも重要です。そして、男性のがんの約6割、女性のがんの約3割が予防できるとみられています。

 家系による発がんも、全体の5%程度ですが、確かに存在します。たとえば、ハリウッドスターの女優アンジェリーナ・ジョリーさんは、遺伝子検査(血液検査で簡単に分かります)でその異常を知り、両方の乳腺組織と卵巣を予防的に切除しています。次回はこの「家族性腫瘍」を取り上げます。(中川恵一 放射線科医)

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中川 恵一(なかがわ・けいいち)

 東京大学医学部附属病院放射線科准教授、放射線治療部門長。
 1985年、東京大学医学部医学科卒業後、同学部放射線医学教室入局。スイスPaul Sherrer Instituteへ客員研究員として留学後、社会保険中央総合病院(当時)放射線科、東京大学医学部放射線医学教室助手、専任講師を経て、現職。2003~14年、同医学部附属病院緩和ケア診療部長を兼任。患者・一般向けの啓発活動も行い、福島第一原発の事故後は、飯舘村など福島支援も行っている。

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