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「マスクや消毒液不足」7割、一時閉鎖を検討も…柏市医師会

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 千葉県の柏市医師会が2月25~27日、市内の医療機関を対象に新型コロナウイルスに関する緊急アンケート調査を実施した。回答施設の約7割が、マスクや消毒液などの不足を訴えた。同医師会では、在庫が底をついたクリニックに備蓄のマスクを配るなどの対応をしている。

 アンケートは、医師会の会員が在籍する209施設に対しファクスで実施し、65施設が回答した。新型コロナウイルスの対応上の問題や悩みについて、自由に記述してもらい、159件の意見が寄せられた。

 多かったのは、マスクなど物資の不足に関するもので48件。「マスクは今週中に在庫がなくなります」「マスク、手指消毒剤は全く入荷しません」など、差し迫ったコメントが並んだ。同医師会では、この結果を受け、市の備蓄用のマスクを約500枚譲り受け、28日から必要な施設に、数十枚単位で配布した。

 ほかにも、「検査などに関する情報が少なすぎる」「感染の疑いがある患者が来院した時の対応が不安だ」「疑いがある患者と一般患者を分ける動線がとれない」「医療者が感染したら、施設を閉鎖しなければならず、地域での連携が必要」など、困りごとが挙げられた。同医師会によると、施設内での感染を防ぐため、一時閉鎖を検討しているクリニックもあるという。

 同医師会の長瀬慈村(じそん)会長は「新型コロナウイルス感染を疑う患者を最前線で診ている開業医の多くが、不安や疑問を抱えていることが分かった。医療機関向けの正確な情報発信と、感染拡大予防の物資の支援が必要だ」と訴えている。

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