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自習室は中3のみ・受験生にだけ授業…対応分かれる学習塾、親は「休まないで」

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 新型コロナウイルスの感染防止のため小中高の休校措置が広がる中、秋田県内の学習塾では対応が分かれている。5日に公立高校入試の一般選抜試験を控え、受験生に対応を限定する塾がある一方、県内で感染例がないことから通常通り営業する塾もある。

 秋田県内に7校を展開する大手塾「英智学館」は、中学3年と高校3年の受験生に限って2~7日の授業を行う。受験生の感染防止のため、塾内の机やドアノブのアルコール消毒を徹底し、教師のマスク着用も原則とするという。

 個別指導学院ヒーローズ泉中央校(秋田市)では、通常通りの授業を行うが、自習室の利用は中学3年の受験生以外は禁止した。2日からは赤外線による検温を実施し、熱がある塾生には授業を休ませるという。

 保護者からの要望を受けて通常営業を続けるか検討する塾もある。大仙市の学習塾には2月28日、「子どもがずっと家にいても勉強をしないので、休校はしないでほしい」という趣旨の要望が相次いだ。塾長の男性(48)は「県内の感染者はまだいないことも考えると判断が難しい」と頭を悩ませる。

 28日夜、通常営業を続ける秋田TOP進学塾(秋田市)では、中学3年の受験生約10人が教室で黙々と問題を解いていた。入り口や廊下には除菌スプレーが設置され、希望する生徒にはマスクが配布された。塾長の三島了さん(41)は、「予防は徹底するが、秋田では新型コロナウイルスの感染者は出ていない。受験生を動揺させないため、落ちついた対応も必要だと思う」と指摘した。

 秋田北中3年の男子生徒(15)は、「毎日5時間くらい勉強してきたので、万全の状態で受験したい」と話していた。

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