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中国以外の51か国で感染確認、イタリアとイランから多数が移動

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 【ジュネーブ=杉野謙太郎】世界保健機関(WHO)は28日、中国以外で新型コロナウイルスの感染者が確認された国が51か国に上っていると明らかにした。また、感染が深刻化しているイタリアとイランから多数の感染者が他国へ移動しているとして警鐘を鳴らした。

 WHOによると、ここ数日間でイタリアからは14か国へ24人、イランからは11か国へ97人の感染者が移動していた。スイス・ジュネーブで記者会見したテドロス事務局長は「感染者数や、感染を報告する国が継続して増えているのは明らかに問題だ」と述べたが、「無秩序に拡大しているわけではない」として、パンデミック(感染症の世界的な大流行)は否定した。

 また、大半の国で感染者が1人か数人にとどまっていると指摘し、「まだウイルスを封じ込められる可能性がある」と強調した。

 この日の記者会見でWHOは、新型コロナウイルス感染の世界的なリスクについて、4段階ある評価のうち上から2番目の「高い」から、最も上の「非常に高い」に引き上げたと発表した。WHOで緊急事態対応を統括するマイク・ライアン氏は「ウイルスに備え、市民を守る義務があると、すべての政府に対応を促すものだ」と理由を説明した。

 「非常に高い」とのリスク評価は、これまで中国に対してのみだった。

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