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韓国で感染倍増、204人に…「密室の礼拝」集団感染に発展

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 【ソウル=建石剛】韓国政府は21日、新型コロナウイルスの感染者が120人を超えた南東部・大邱テグ市や周辺を感染症の「特別管理地域」に指定し、中央政府が直接対策に乗り出すと発表した。韓国の感染者は前日から100人増えて204人に達し、症状を訴え検査中の人も3000人を超えており、対応を強化する。

 200万人都市の大邱市では19日、宗教団体が利用していた教会での集団感染が判明した。教会に出入りしていた信者らの感染が大邱内外で次々に確認されたほか、信者と接触した陸軍の軍人の感染も分かり、団体関連だけで感染者は144人に上っている。

 集団感染に発展したのは、海外渡航歴がなく、自覚症状もなかった信者が、密室で行われる礼拝に複数回参加したことが原因とされる。

 特別管理地域の指定により、中央政府は、軍の医療スタッフを動員する。検査できる医療機関も増やすほか、自宅での隔離が困難な人のために臨時の保護施設を用意する。例年3月の小中学校の始業を延期し、イベントの自粛も呼び掛ける。

 丁世均チョンセギュン首相は21日の対策会議で「国内への流入遮断に力を入れてきたが、これからは地域社会の拡大防止に重点を置く」と強調した。

中国は7万5465人

【北京=比嘉清太】中国政府は21日、新型コロナウイルスについて、中国本土の感染者が21日午前0時(日本時間午前1時)の時点で前日より889人増えて、7万5465人になったと発表した。死者は118人増えて2236人になった。

 首都の北京では院内感染への警戒が強まっている。中心部・西城区の病院で集団感染が起きたためで、19日までに医療従事者8人を含め36人の感染が確認された。西城区の別の病院でも、親族の見舞いを受けた入院患者の女性の感染が判明した。市当局などは、2病院の医師らに対して経過観察の措置を取った。

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