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WHO事務局長「致死率2%、SARS・MERSほど致命的でない」

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 【ジュネーブ=杉野謙太郎】世界保健機関(WHO)は17日、スイス・ジュネーブで記者会見を開き、世界的な感染症への対策を統括するシルビー・ブリアン氏はクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」で新型コロナウイルスの感染者が増加していることに関連し、「(WHOは)日本の当局やクルーズ船と連携して対応している」と強調した。

 ブリアン氏はまた、「(船内での感染拡大は)他の感染症でもこれまで数多くの事例があり、今回が特殊なのではない」と述べ、閉ざされた船内という環境面での制約に加え、「新型コロナウイルスは未知の部分が多い」と対応の難しさを指摘した。一方で、「封じ込めるのはウイルスであり、乗客ではない。社会と乗客の健康との間で、正しいバランスをとる必要がある」と語った。

 テドロス事務局長は、中国側のデータに基づく新型コロナウイルスの致死率は約2%で、高齢者ほど高いとし、「SARS(重症急性呼吸器症候群)やMERS(中東呼吸器症候群)など他のコロナウイルスほど致命的ではないようだ」との見解を明らかにした。データは感染者約4万4000人の症状などを調べたもので、80%以上が軽症で回復するとも指摘した。

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