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[元全日本女子バレーボール代表 高橋みゆきさん](下)「ビビり」を変えようとイタリアへ 1点のために選手同士のケンカも

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 2000年代、バレーボール女子日本代表の中心選手として、チームに欠かせない存在だった高橋みゆきさん。2度の五輪出場に加え、世界最高峰のイタリア・リーグにも挑戦し、しっかりと期待に応える結果を出し続けました。大型選手がひしめくコートの中、小柄な体をフルに使った思い切りのいいプレー姿は、今でもファンの目に焼き付いています。(聞き手・染谷一、撮影・中山博敬)

[元全日本女子バレーボール代表 高橋みゆきさん](下)「ビビり」を変えようとイタリアへ 1点のために選手同士のケンカも

イタリア行きを決断した理由

――2005年、イタリアのプロリーグ「セリエA」のヴィチェンツァに加入しました。世界最強のリーグだし、周囲の選手の身長はますます大きくなる。大変な決断だったのでは?

 04年に初めて出場したアテネ五輪が終わったとき、自分の何かを変えないと、「このままでは、もう成長しない」と感じました。だから誰も頼らずに、一人でイタリアに行こうと考えました。

――度胸は据わっているほう?

 いや、全然。すごいビビりですよ。ただ、そんな弱い部分を人に見せたくないって気持ちもありました。

 選手としては、世界と戦うことが目標です。イタリアのプロリーグには、世界のトップ選手がたくさんいる。ヴィチェンツァにも、イタリアやポーランド、セルビアの代表の子もいました。練習自体が国際試合みたいだから、楽しくて。

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――あ、楽しいんだ。

 そう、すっごい、楽しかったです。小学生の時代に戻ったみたいに、「もっともっとバレーをやりたい」と考えていましたね。

 言葉が通じなかったので、最初はチームメートからちょっと軽く扱われたりもしましたが、それもプレーをしているうちに変わっていって。そのうち、「ここはお願い」と任される場面が増えていきました。

 2年目にはチームにも慣れてきて、スタメンで使ってもらえるようになりました。試合をする相手には、ブラジル代表みたいなすごい選手が集まっています。そういう相手と戦わないと、イタリアに来た意味がなかったですから。

――話を聞いている限り、ビビりには見えないです。

 いやあ、それもビビりを変えたいと考えた結果です。自分を追い込まないと、甘えちゃうタイプなんです。何かに追い込まれないと、ダメなんだなあ……。

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