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元バレーボール日本代表 大山加奈さん

一病息災

[元バレーボール日本代表 大山加奈さん]椎間板ヘルニア(3)リハビリに専念できず

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[元バレーボール日本代表 大山加奈さん]椎間板ヘルニア(3)リハビリに専念できず

 Vリーグの東レ・アローズに入り、初めて医師の診察を受けた。画像検査の結果、腰椎椎間板ヘルニアが神経に触り、痛みやしびれの原因になっていると診断された。

 将来のことも見据えて、チームや監督は「自分をとても大事にしてくれた」と感謝している。Vリーグの大事な試合に、痛みを押して出場を直訴したところ、「おまえにはオリンピックがあるから」と監督から欠場を命じられ、泣きながら抗議したこともある。

 だが、代表チームでは、「痛い」なんて口に出すことすらできない雰囲気があった。

 夜の練習は午後9時頃に終わるが、若手選手だとトレーナーのマッサージが終わるのは翌日の午前1時前後。午前5時から始まる朝の自主練習には、ウォーミングアップの時間もないため参加せずにいたら、「甘い」と批判を浴びた。無理に朝練に出た結果、余計に症状を悪化させた。

 アテネ五輪の翌春、バレーボールから一時離れ、東京の実家に戻り専門病院へリハビリ治療に通った。長い競技人生を考え、この時期にしっかり体を作ろうという東レの方針からだった。

 だが、この年の秋にはワールドグランドチャンピオンズカップに出場。アテネ五輪以来、1年3か月ぶりに代表の試合に復帰した。「リハビリに専念すると決めていたのに、それができない状況があった。あの時、ちゃんと時間をかけてリハビリをしていたら、という思いはありますね」

元バレーボール日本代表 大山 加奈さん(35)

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