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「脊柱管狭窄症」術後に痛み

 5年前に「腰部脊柱管 狭窄きょうさく 症」と診断されました。背中にボルトを入れる手術で脚のしびれはよくなりましたが、ボルトが神経に触れるような痛みが残り、2時間以上、座るのがつらいです。改善する方法はないのでしょうか。(73歳女性)

運動療法取り入れ、適切に服薬

大鳥 精司  千葉大学病院整形外科教授 (千葉市)

 腰部脊柱管狭窄症は、背骨を通る神経の管が加齢に伴い狭くなる病気です。お尻から脚にかけて痛む座骨神経痛や腰痛、しびれ、そして、長い距離を歩けなくなるなどの症状があります。5~6割の患者は薬物療法やリハビリで数か月以内によくなりますが、症状が変わらなかったり、悪化したりする場合もあります。

 脚の筋力低下や排尿障害、日常生活に支障をきたすほどの痛みがあれば、骨を削って狭窄部分を広くする手術が検討されます。背骨のずれ(すべり症)がある時には、骨を削って金属のボルトで固定する手術が一般的です。

 症状は手術でおおむね改善しますが、その効果は個人差が大きいことが知られています。座骨神経痛が和らぎ、より長く歩けるようになっても、腰痛やしびれがよくならないこともあります。

 お悩みの痛みについてですが、骨を削るだけの手術でも、ボルトを使った手術でも、背中の筋肉に負担をかけるので、腰痛が強くなることがあります。

 手術後の腰痛には、まず運動療法を取り入れ、痛み止めなどの薬を適切に組み合わせるのがよいでしょう。最近は、背中の神経に電気を流し、痛みを脳に伝わりにくくする「脊髄刺激療法」もあります。今後の治療について主治医に相談するのもよいでしょう。

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